「インディ2.0」 選択肢がある人生を

勝間和代さんのサポートメールに反応して、自分なりの考えを徒然するブログ

袖触れ合うも他生の縁 その3

旅の楽しみの一つは

普段会えない人との出会いです

 

今回の出会いの詳細は

その1 その2

 

彼は

日本にいた時は

英語の記者をされていたとかで

その時は政治や経済の

部門にいたそう

 

「欧米だとこう考えるけど

日本ってこうだよね」

 

が基本で

お話を伺っていて

ご自身の実体験によるお話と

私もこれまでの経験から

感じていたことが

重なっていたせいか

とても興味深く

 

トピックとしては

スウェーデンでにおける移民に対する世論

・移民先としてのイギリスとスウェーデン

・息子さんがいじめにあわれた時のスウェーデン社会の対応

・実は日本も高負担高福祉なんじゃない?でも手厚いのは高齢者だけで若い世代への分配が少なすぎる

「選挙」システムがうまくいっていない

・浮動票は社会を動かせるのにその力、怖さを知っているのは政治家だけで本当に行使できる人たちは気づいていないし、動かない(それを政治家は知っている)

スウェーデンの政党は自分たちでしっかり次世代を育てる仕組みがある

・日本は何事もロングランでみれないのでは?

・何かあったらすぐ責任問題になるが、その責任者が辞めたからといって問題は解決する?

・問題は常にあるものでそれを解決しながら修正していくのが当たり前。問題のない、起きないとかはありえないし完璧主義が先走ると物事が進まない

・税金の使い方に対して日本人は無知すぎる&権利を主張しなさすぎる

・欧米の女性は自分たちの権利主張に関しては組織をつくり戦うがアメリカ女性は正攻法で勝とうとするし欧州の女性は実をとる

・日本の労働生産性は低すぎる

・日本の会社は若者の職業機会を極端に奪っている

(若い才能を育成する土壌がない)

・日本はまちづくりに対する見識が低い

・Feel good fact(自分に心地のいい情報)しか目を向けなくなってきている

 

こういう文字ヅラだけをみると

えらく硬派な内容だと思うのですが

その場では

おだやかに

「そうなんですよね」

「おっしゃるとおりですよね」

という感じで

お互いの意見を聞き、感想を述べ

正しい、正しくないの

判断はなしの

安全な空気感でした

ここまで安心して

このようなトピックで

話せたのは私自身も

久しぶりでした

 

そうでないと

5~6時間も

話してないですよね(笑)

 

私の夢のひとつに

日本のどこかに

社会問題をまるごと

解決できるコミュニティが

実現できないかと

いうのがあるのですが

私の考えていたモデル

(特区みたいな形で法人税を下げ

利益率の高い会社を誘致するなどして

税収、働き場所を確保した上で

税収は働き手の世代に手厚く使う)

は彼にいわせると

独裁国家」だと

判断力、統制力のある

リーダーが不在になってしまうと

破綻してしまうので永続性が難しい

(これは理論的にも証明されているそう)

そういうモデルは実在の国もあり

その国民が幸せな場合もあるが

民度」は育たないのでは?

だって、与えられたもので

自分たちが理想としている

ものではないかもしれない

または考えることを

奪う結果になるかもしれない

 

確かに「誰か」に

依存しきってしまう

システムを私は求めていない

 

これって会社運営も同じだなあ

違うのは利益の使い方

この夢に関しては

自分の中でさらに深く

考える時間が必要なようです

 

そして建設的に物事を

同じ目線で話せる相手を

どう増やしていくのかも

今後の課題となりそうです

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました

Nice meeting you:-) 

 

Michelle84でした