「インディ2.0」 選択肢がある人生を

勝間和代さんのサポートメールに反応して、自分なりの考えを徒然するブログ

ジェントルマン

日本でも海外でも

ドアを開けて待ってくれる男性は

間違いなくジェントルマン認定

 

先日帰宅途中のこと

手押し車(っていうんですかね?)

の年配の女性が

コンビニに入る時に

自分の正面に手押し車があるため

ドアを手前にあけるのに

苦心していたのをみかけ

あ。ドア開けないと

と思ったら

私よりもそこまで距離があった

外国人男性が走ってきて

その女性のもとに駆けつけ

ドアを開けているのを見かけました

 

年齢は20代くらいかと思うのですが

それがあまりにも自然で

ジェントルマンだなあ。と

きっと彼は自国で

そうやってしつけられたのでしょう

 

その時は、私も含め

5、6人位はその周辺にいたと

思うのですが

行動したのはその彼のみ

 

他の人は

気が付かないのか

または私と同じように

外国人男性がしてくれたので

あえて知らんぷりを

したのかは今となっては

わからないのですが

日本人ってそういうの

自然にデキる人

少ないよなー

と改めて感じた出来事でした

 

なんなら日本だと

「お前が開けろ」と

言わんばかりに

反対側で開くのを待っている人とか

いますよね・・・。

 

「影響力の武器」

という本があるのですが

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

 

その中で

「都会の人たちの無関心」

って理論的に証明されているそう

 

例えば、自分がまちなかで

発作を起こしたりして

倒れた場合

「人数が多いから助かる」

というのは完全な誤りで

大人数よりも

たった1人がいたほうが

助けてもらえる可能性は高いのです

 (もちろん病院内とか例外はありますよ)

 

実験では、

まちなかで”てんかん”をよそおい

倒れた後で援助を受けられる確率は

居合わせた人が1人の時は85%

5人が居合わせた時は31%

 

これは「集合的無知」という現象で

自分の不確かさを判断する時に

他人の反応をみてから行動

するようになっていて

同じく他者も自分をみて

反応を決めるということになるので

数が多ければ多いほど

そういった傾向になりがちで

結果だれも行動しない

もしくは気がつかないふり

をするとのこと

 

人間は基本的に

落ち着いて取り乱さない人間だと

見られたいと思っているので

平然とした風で何気なく

周囲の人を観察して

自分の行動を決めるのです

 

これを知った時に

「都会の人」というよりも

自分以外の人数が多い場合は

自分がやらなくても

だれかがやるだろう

という期待値があるから

動かないんだー

と目からウロコがおちました

 

先程の年配の女性の件も

気がついた外国人男性が

さくっとやってしまったので

私をはじめ他の人が

出る幕がなく

その場はその場でおわり

その外国人男性も

純粋な親切心であって

わざわざなにか

企んでやったとも思えないのですが

 

空気を読むことは現実的に

難しいのだけど

自分の判断を正しいと思える

健全な自信のある人だからこそ

すっと行動に移せるのかもしれない

と思った出来事でした

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました

Nice meeting you:-) 

 

Michelle84でした