2週間で体が変わるグルテンフリー健康法 その2
その1からの続きです
- 作者: 溝口徹
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2016/02/02
- メディア: 新書
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グルテンは腸の粘膜を荒らす
小麦製品は
意識しないと
毎日とっているものなので
グルテンを摂取したからと
いって体の不調がそれに
関連しているとは
考えることはあまりなく
頭痛、腹痛、便秘
下痢、肌荒れから
精神疾患まで
実はグルテンをやめたら
治っていた!という
症例がたくさんあるそう
グルテンの何が問題か?
①腸の炎症を引き起こす
→腸が炎症おこる→腸内環境が悪くなる→免疫機能も低下→感染の機会も増える
②脳内で麻薬様物質に変化する
モルヒネにもにており
神経伝達物質の発現を阻害してしまう
著者の印象では、発達障害系のお子さんは例外なく腸の状態が悪いそう
③老化や疲労感にも関係する
→小麦のグルテンで活性酸素が大量に作られ、乳製品のカゼインでその活性酸素の除去が阻害されてしまう
→非常に疲れやすくなり、老化がすすみやすくなる
④肥満、メタボの原因
→腸の粘膜が安定し、GLP-1(上昇した血糖値を低下する物質)とPYY(食欲抑制ホルモン)が正常に分泌されるようになると血糖値も上がりにくくなり、食欲のコントロールができるようになる
小麦は中毒性があるため、食べても食べても満足しないことにも起因
⑤全身の細胞にも悪影響を与える
→グルテンのアミノ酸の配列は血液中のリンパ球の免疫機能の発現を乱し、免疫機能のバランスが崩れる
とはいえ、グルテンだけが悪者なのではなく
小麦全体に含まれている
アミラーゼトリプシン阻害物質(ATIs)や
*消化酵素(アミラーゼ)を阻害する物質
フルクタン
*水溶性の食物繊維(善玉菌のビフィズス菌を増やす一方でクラブシエラ菌や大腸菌といった菌をふやしてしまう)
など
小麦全体に関わる物質が悪者なのでは
ないかという概念にシフトしつつあるそう
最近の小麦は昔の小麦に比べて
大量生産をするため
害虫につよくなるような
品種改良がされており
ATIsが多く含まれているそう
著書のなかでグルテンフリーのサイトが
紹介されているのですが
https://www.glutenfree.com/#filters/
日本って結局
なにかと情報が遅れているのだと
再認識するのでした
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました
Nice meeting you:-)
Michelle84でした