老いるということ
母方の祖母が脳梗塞で
倒れました
祖父がなくなってから
今は伯父さんと一緒に
暮らしているので
早い処置ができ
幸いにも
体に麻痺は残らず
意識ははっきりしており
私との会話も
ちゃんと通じます
しかしながら
自宅介護はちょっと
厳しそうということで
施設に入ることが
決まっています
祖父が亡くなってから
6年が経ち
最初は田舎の大きい家に
一人でいたのですが
冬になる前に
千葉の伯父さんのもとに
引きとられ
石川よりも温暖な千葉の
気候をすっかり気に入り
ゆったりとした老後を
過ごしていたと
思われますが
やはり自分のことは
自分でできなくなってくると
そこはやはり
子供といえど他人の家
多少の気兼ねもあったことでしょう
うちの両祖父母はとても
我慢強いので
不平不満は口にしません
人生そんなもんだと
思っている
いい意味での諦観が
穏やかに見せているのですが
なんだか
祖母の横になっている
姿を見ていると
御見舞いに来てくれるのは
ありがたいのだけど
自分が弱った姿を
見せたくない
という意志も感じました
3月に兄が御見舞に行ったときには
「もうばあちゃんもダメかも」
と言っていたので
そこら辺は覚悟していったのですが
思ったより元気そうでした
とはいえ久しぶりに
若者?(笑)と1時間話すと
疲れたようで
まだ話したかったのですが
「来てくれて嬉しかった。ありがと。ありがと」
を連呼し始めました
これは祖母なりの
帰って欲しいというサイン
せっかく会うんだしと思い
ゆっくり時間はとっていたのですが
そのサインを察して
退散することにしました
最近はお年寄りと
接する機会がなかったので
こんなに動作がゆっくりなんだ
とか
最低限の日用品の
使い勝手など
新たな発見も
自分もいつかはたどる道
祖母の人生の幕が閉じる時に
「私の人生よかった」と
感じてもらえるように
私の祖父母で生きているのは
彼女だけだから
死んでからは何も出来ません
近くにいるのだから
もっと頻繁に会いにいこうと
思いました
あなたは祖父母に会う機会をつくっていますか?
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました
Nice meeting you:-)
Michelle84でした