「インディ2.0」 選択肢がある人生を

勝間和代さんのサポートメールに反応して、自分なりの考えを徒然するブログ

風度

風度は

「ふうど」と読むそう

 

先日のブログ

課題図書をご紹介しましたが

小説 項羽と劉邦 (講談社文庫)

小説 項羽と劉邦 (講談社文庫)

 

「はじめに」で

早速エッセンスがでてきます

 

項羽の考え

「トップマネジメントはすべて自分が行うのであって、部下の参画は必要ない」

 

劉邦の考え

「ほかの人間の能力で補ってもらわなければ目的は達成できない」

 

これはいいかえれば

IQ人間とEQ人間

 

人柄のことを中国では古く

「風度(ふうど)」と呼ぶそう

 

風格

人望

愛嬌

魅力

カリスマ性

 

などを混合した一種の

「気(オーラ)」であって

その人間の醸し出す

雰囲気

あるいは発散する魅力

 

だそう

 

たしかに雰囲気(オーラ)がある方って

なんだかわかりますもんね

 

「このトップのためなら」と思わせる

「らしさ」がある人とない人

 

あとは劉邦が身につけようとしたのは

 

天の時(運)

地の利(条件)

人の和(人間関係)

 

まずは人の和を構築することが大切だ

そうすれば

天の時

地の利

も得られる

と考えていたところがさすがなのですが

 

「自分の特性を大げさにアピールせず、人に気づかせること」

「他人に好感をもたれるようにまわりに仕向けていく」

 

それはまるで

「味方つくり」

 

ことわざで

「まさかの時の友こそ真の友」

とありますが

これと同じことをいっているのではないかと

 

困ったときに助けてくれる人を

平時からいかに

周囲に置いておくか

改めて読んで見ると

項羽と劉邦」は

組織論の教材としては

最適という評判どおり

奥が深いのです

 

時代が変わっても

「人治」は

常に課題なようで

それを解決する唯一の方法は

「あの人にいわれたらもうなにもできません」

という雰囲気を

どう作り出すか

 

そして自分よりも

能力の高い人を

扱えるようになるのです

 

どうやったらその境地にいけるのか

まだまだ修行は続きます

AIに負けないことは

この1点に尽きると思う今日この頃

 

そんなことを意識できる環境は

非常にありがたいです!!

 

あなたは「風度」を知って頭に思い浮かぶ方はいらっしゃいますか? 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました

Nice meeting you:-) 

 

Michelle84でした