日本人はなぜ論理的思考が壊滅的に苦手なのか
*はじめての方は
こちらを御覧ください
このブログについて
本日はサポメのレビューではなく
こちらの記事で感じたことを
日本人はなぜ「論理的思考が壊滅的に苦手」なのか
https://toyokeizai.net/articles/-/288272
勝間さんと同じく
出口さんも
私の中で
人生の師匠であり
いろいろな視点を
くださる方です
働き方については
前回のブログに
書いたのですが
日本という国は
GDPはすでに中国に抜かれてるものの
株式市場の規模は
NY、ロンドンについで第3位
日本の人口は世界第10位
そしてそれを支える
世界第4位と評価されている優秀な人材
とはいえ、、
日本企業は
平成元年
時価総額で世界TOP50社に32社
平成30年
には唯一の1社のみ
しかも35位
データ参照元
>平成元年と平成30年の「世界時価総額ランキング」を比較すると、バブル期の日本が相当ヤバかったし世界の変動も見て取れる
https://togetter.com/li/1259348?fbclid=IwAR2q8dsbD6GbmX6rVJOegeEC85YcYHAgTlSB4g7ofwaOf7CQ_ySJKw1auUw
実は、Japan as NO1.の時代は
とうの昔に終焉していて
先進国最低の世界第28位の生産性
先進国最低の公的教育への教育支出
と思っているほど先進国ではない現実
そしてそういった現実を
知らない人に限って
根本は教育が問題だ!
「教育」を変えよう
と声高にいうのですが
じゃあどうやって??
を出しても
変えようとしないのです
学力をあげる策は
教師や専門家は
データや実績、経験値など
ありとあらゆる
リソースがあると
思いますが
勝間さんのサポメであった
100マス計算法の
隂山英男さん
がおっしゃっていたのは
>100マス計算法など、先生が思い込みによる授業を行うよりもよほど効果のある学習方法はなかなか全国に普及できていない。なぜか?
「これまでのやり方を否定されるような気がする嫉妬からですよ」
と教えてくれたそうです。
*以前、隂山先生について書いたブログはこちら
隂山先生ご自身も
相当なインフルエンサーで
あるかと想像できるのですが
そういった方を
支援するならともかく
否定から入っていることが
問題だと思えないことが
問題だと私は思います
今回ご紹介した記事に
アトキンソンさんが
>一番の原因は、日本人が「分析をしない」ことにあると思います。
*中略
しかしその時(高度成長期の時期)を「日本ってスゴイ!」と喜ぶだけで、何が成長の要因だったかキチンと検証しませんでした。さらには「日本人は手先が器用だから」とか、「勤勉に働くから」とか、「技術力がある」からなど、直接関係のないことを成長要因としてこじつけてしまい、真実が見えなくなってしまったのです。
平成30年の
時価総額ランキングをみせられて
ショックではない
日本人は少ないと
私は思うのですが
その現実を見て見ぬふりをして
でも、日本人(企業)は
世界第4位と評価されている優秀な人材
(で構成されている組織)
として
まだまだ日本も捨てたもんじゃないと
別の安心先を求めるのです
同じように
「日本人はチームワークがあるから」
とか
「勤勉だから」
と
本質から目を背けた人にとっては
とても誇らしい表現なのでしょうが
私からすれば
世界の企業から
日本語しか話せないという
弱点をつかれ
リーダシップを学ばないまま
社会人になったため
世界水準の
マネージャー職(管理職)
にはなれず
気が付けば
3か国語は当然話せる
外国人上司のもとで
働くことに
働く場所にも
環境にも
文句もいわず
デモも起こさず
家族も顧みず
残業にも応じ
会社に尽くして
言われたことは
きちんと
最後まで
やりぬく
(自分が倒れるまで)
なによりも
モラル感も比較的高い
とても「雇いたい」人材
しかも・・
格安!!
(世界平均で3割安)
そのうち
円安になってくると
ますます激安扱いなのでしょう
「日本人は優秀だから」
=
世界一雇いたい人材
=
一緒にビジネスする相手ではない
(あくまで使用人どまり)
という構図に
なりつつあると
気づいている人は
どれくらいいるんですかね?