袖触れ合うも他生の縁 その1
一人旅の時
(特に海外)
飛行機、電車
なんかに隣に
座った方との
出会いは
楽しみの一つです
帰国便は
成田までの直行便
大阪便に乗る
友人とは別れ
一人で飛行機に
隣に座ったのが
日本人と思われる
スウェーデン語か
フィンランド語の
新聞を手にした
60代前後の男性
そして
今回も
旅のハプニングが
仕込まれていたのでした
それは
座席のモニター不良
読書灯、CAさん呼びたし
全てにおいて
ボタンが反応せず
安全ビデオが
流れたあたりでも
私の画面が映らず
まあ、仕方ないか
9.5時間で朝着の便だし
寝てしまおう
と思いつつ
確認のため
通りすがりの
CAさんに
声をかける
私的には
クレーマー的な
雰囲気を醸し出しては
いないつもりだったのですが
調子が悪いことを
理解するや否や
CAさんのほうから
機内で使えるという
20ユーロのクーポンの
申し出が
その時に
お隣の方の
席もモニターが
同じ状態だったので
CAさんが声をかけ
そこではじめて私も声をかけ
「そちらもモニター
うつらないですか」
「そうなんです
飛行状況がわからなくて
不便ですよね」
と会話が始まりました
「僕はいつも
スカンジナビア航空を使うので
Finnairは初めてなんですよ
今日はゴーゼンバーグから
乗り継いできたんですけどね」
紳士的な雰囲気の方で
北欧でお仕事関係?
と思っていましたが
ゴーゼンバーグ
(Gothenburg/Goteborg)
と聞いたところで
「ヨーテボリですね
私行ったことあります」
からスウェーデン話に
スウェーデン語読み
ゴーゼンバーグ
は英語読み
「いつもは
コペンハーゲン経由なんですよ
でも、チケット取るのが
おそくなっちゃって
一番安かったのが
Finnairだったから」
とおっしゃる男性
その後
コペンハーゲンの空港
アムステルダムの空港
などの乗り継ぎ話で
盛り上がり
話は
スウェーデン社会と
日本社会の
比較論へと
進むのでした
今回はここまで
明日に続きます
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました
Nice meeting you:-)
Michelle84でした